木彫り看板 ニーズ

クリスマス

 

もうすぐクリスマスですね。

クリスマスといえば、ツリーで使われるもみの木ですが、

「そういえば、もみの木で木彫りって聞いたことないな」

ということから、

「そもそももみの木について、ツリーで使う以外あまりよくわかっていないな…」

ということで、少し調べてみました。

 

モミの木は、建築関係者からは、柔らかい、弱い、腐りやすい・・・などと認識され、建材としては軽視されているようで、

植林が難しい木で流通量が少ないようです。

実際「本モミ」といわれるモミの木は、園芸店などでもほとんど流通しておらず、

クリスマスツリーとして店頭に並ぶモミの木は、ウラジロモミやトウヒ類であることが多い。

あまり意識されるものでもなく建築関係者、園芸関係者のなかでもその違いは認識されていないのが現状らしいです…

以下抜粋

 

日本の木材市場で、一番目にすることが多いモミの木は、カナダ産の「バルサム」樹齢300年位の大径木から挽かれますが、内装材としては全て人工乾燥されてしまいます。「かすり」と言われる黒い筋が入るのが特徴。カナダの森林では、皆伐(辺り一面の伐採)が行われますが伐った木の倍数の植林が義務化されているとのこと。

次に中国産の「冷杉」。「スギ」と言う名ですが、モミの木です。いま日本に入ってくるこの木は、チベット地方の物だそうで、植林もままならない森林で違法伐採に限りなく近い皆伐が行われているそうです。乾燥は無論人工乾燥です。輸入規制が掛かるのも時間の問題です。

日本には、五種類のモミの木が存在していますが、木材市場にでるのは「トドマツ」のみ。「マツ」と言う名がついていますが、モミの木です。この材は、合板などに使われているようですが、今後、業界で人工乾燥の問題点を取りただすようになれば、天然乾燥された内装材として名を轟かすかもしれません。精油成分が大変多い木ですから楽しみです。

ドイツのモミの木「オウシュウモミ」。学名のアビエス-アルバ(白い)の名の通り白く美しい木です。ドイツの南西部「シュバルツバルト」の広大な森の中でも二割程しかない貴重な木ですから、日本の木材市場でその姿を目にすることはありません。ドイツの森林管理は素晴らしく、持続可能な森林として世界最大の国際認証(PEFC)を受けています。ここでは、択伐(選んで伐採)と言う方法で、推定樹齢150年以上の木を計画的に伐採をすることで植林することなく、天然更新が成り立っています。原木のまま日本に運ばれ全て柾目材として挽かれます。板になった材を自然乾燥させて様々な用途に使われています(建築材以外の用途のものに関しては必ずしも天然乾燥ではありません)。

 

調べていくと、価格帯も思ったほど高くなく、十分に使えるのでは?という印象

木材問屋とかでも行った時に目についたいい木があれば試してみたいですね。

今年は三連休に絡むクリスマス

体調にはくれぐれもご注意の上、楽しみましょう♪

ユースケでした。